懐かない飼い猫の原因は?威嚇したり逃げる子への対処法

大好きなのにせっかく一緒にいるのに懐いてくれない…

すごくショックを受けますよね。

筆者自身も、仔猫を飼い始めて半年間ほど懐いてくれなくて本当に困っていました。

  • 少し触ると噛んでくる
  • 急に足首を攻撃される
  • 近づくと走ってどっかにいってしまう

我が家の暴君コタロウくんには本当に手を焼かされました…

 

飼いはじめて1年が経ちようやく懐いてきたのですが、それまで本当に色々なことを試しました。

今回は、懐かない猫の原因や懐かない猫に対してできる対策や方法を紹介します。

猫が懐かなくて悩んでいる飼い主さんに少しでも参考になれば嬉しいです。

 

猫が懐かない原因は?

  1. 元々の性格
  2. トラウマ(尻尾を踏んだ等)
  3. 猫が嫌がることをしている
  4. 幼少期の育て方

色々な方のブログやSNSを見ていて猫が懐かない理由を見ているとこの4つがあることがわかりました。

筆者自身①③④が原因だったのかなと今では思っています。

ちなみに、元々の性格が原因だとしてもべったり懐くまではいきませんが擦り寄ってくるようにはなりました。

それぞれ詳しく見ていきます。

 

元々の性格

  • 警戒心が強い
  • やんちゃ(好奇心旺盛)
  • 攻撃的な性格
  • 臆病

猫の性格には遺伝的なところも大きいですが幼少期の過ごし方も重要になっています。

詳しくは下で書きます。

 

警戒心が強い猫ちゃんは心を開いてくれるまでに時間がかかるため懐きづらいと言われています。

また、私自身が猫を飼ってみて”やんちゃな子”も懐きづらいと感じています。

やんちゃな子は好奇心旺盛で、人に懐くよりも1人で遊んだり我が道を進んでいます。

一緒に遊ぶことはとても喜びますが、それ以上に慣れ親しんだり、構ってほしそうにする感じは少ないです….。

 

トラウマ(尻尾を踏んだ等)

  • 尻尾を踏まれたり
  • 去勢手術が怖かったり
  • どこかから落ちたり
  • 急に飼い主が何ヶ月もいなくなる

猫にとってとても怖いこと驚くことがあった場合に、懐かなくなるだけではなく威嚇して凶暴化する場合があります。

飼い主さんからしたら些細なことかもしれないけれど、感受性の高い猫ちゃんは少しの出来事がトラウマになってしまうことも…

凶暴化してしまったら最悪の場合、会うだけで攻撃されたり保護団体にお願いして里親に出された方もいるそうです。

猫ちゃんのトラウマになりそうなことはできるだけ避けたいですね。

 

猫が嫌がることをしている

可愛いからこそ構ってあげたくなりますが、それが逆効果になっている場合もあります。

猫が嫌なことをチェックリストにまとめてみました。

猫が懐かない時の対策や対処の1番目にすべきことです。

猫がされて嫌なこと
✔️大声や低い声を出している
✔️猫に対してオーバーリアクション(勢いをつけて近づく等)
✔️動きが激しい(ドタバタ走ったり、足音が大きい)
✔️嫌そうなのに構い過ぎている(しつこい)
✔️逃げると追いかける
✔️香水や香りの強い柔軟剤を使っている(特に柑橘系)
✔️目をジッと見ている
✔️触り過ぎ
✔️叱る時に大声を出している

可愛いからこそ構い過ぎている飼い主さんも多いのではないでしょうか…?

人もそうですが、しつこい人は嫌われます。

少しでも心当たりがある方は”無関心”を装ってみてください。

私自身も無関心を装おうと、時間をかけて近づいてきたりお腹を出してくれるように徐々になりました。

触って欲しくない居場所がある
最近わかったことなので、ウチの猫はケージの上や床にいるときは触らせてくれますが、ケージ内にいるときやある部屋にいるときは触られることを嫌がっていました。
猫の細かい癖を見つけると、うまく付き合えるんじゃないかと思います。

 

幼少期の育て方

猫の性格の形成には幼いころの生活環境が大きく影響しているそうです。

特に2~7週齢を”社会化期”と呼んでいて、社会化期に他の動物とのコミュニケーションを学びます。

この時期に接している動物は、鳥など本来獲物であったとしても攻撃性を出さずに仲良くなれます。

この時期に人と一緒に生活することで、社交的な猫に育ちやすいと言われています。

逆に言えばこの時期に人に嫌なイメージを持っていると警戒心を持ち、人に対していい印象を持ちづらくなります。

我が家の猫は幼少期にペットショップにいき、さらに病気になって1ヶ月近く狭いケージの中で過ごしていました。

だから、人に対していい印象は持てなかったと思います。

 

猫を懐かせるためにできること

①猫を懐かせるための大原則「嫌なことはしない」

猫は自由気ままな生き物。

犬に比べると本能的なところで独立心が強く、簡単には懐かない子もいます。

懐くの度合いは人それぞれ違うと思いますが、

猫は高い知能を持っている動物だからこそ、ちゃんと愛情を示せば飼い主さんに信頼を寄せてくれるはずです。

我が家の猫も本当に懐きませんでしたが、信頼関係を大事にしていったら自然と仲良くなりました。

そのためにもまず猫の嫌がることはしないであげてください。

猫がされて嫌なこと
✔️大声や低い声を出している
✔️猫に対してオーバーリアクション(勢いをつけて近づく等)
✔️動きが激しい(ドタバタ走ったり、足音が大きい)
✔️嫌そうなのに構い過ぎている(しつこい)
✔️逃げると追いかける
✔️香水や香りの強い柔軟剤を使っている(特に柑橘系)
✔️目をジッと見ている
✔️触り過ぎ
✔️叱る時に大声を出している

 

②餌付けは大事

ただ餌付けをするのではなく、我が家では必ずおんなじトーンで名前を呼んでからあげていました。

それをすることによって、名前を呼んだら来てくれるようになります。

信頼関係の構築だけではなく、ケージに入れるときなどストレスがかからないようになるのでおすすめです。

また、好きな種類のお菓子を特別にあげることでさらに効果は増します。

コタロウはカニカマ大好きっ子なのでカニカマをあげていました。

このやり方は我が家では私だけしていたのですが、この方法を試してから私の方に懐いてくるようになってきました。
(噛まれる回数が段違いで変わりました)

 

③猫の感覚に近づく

先ほど猫を懐かせるには細かいところに気づくと言っていましたが、

猫がして欲しいときにして欲しいことをするととても喜んでくれます。

触って欲しいモードのときは触り過ぎずに適度に触ってあげて、ほっといて欲しいときにはほっときます。

触り方にも好みがあって、うちの子は額を優しく触られることが好きです。

ガシガシ触られることが好きな子もいると思います。

猫の好みやリズムがわかると、信頼関係を作りやすくなります。

まずは、猫が嫌がることを避けて、そこから猫が好むことを適度にしてあげると懐きやすくなります。

 

④落ち着いてくれる猫グッズを使う

私自身はまだ試していませんが、

威嚇したり逃げ回ってしまう猫は落ち着かず、感情が高まっていることも原因にあると思います。

猫が安心するホルモンを出してくれる散布剤も売っています。

口コミでよく耳にするのは”フェリウェイ”という猫専用にホルモン剤です。

猫が安心するフェイシャルホルモンが含まれています。

問題行動にも効果があるのでこういうグッズを試してみるのもいいかもしれません。

 

最後に

今回は懐かない猫ちゃんの対策を紹介させていただきました。

懐くかどうかは性格もありますが、誠意を示せばちゃんと猫ちゃんも返してくれるはずです。

我が家のあばれる君も最初は手をつけられないほどでしたが、

今では近くにきてコロンとお腹を見せています。

我が家の場合に懐くまで6ヶ月~1年かかりましたが、徐々に変化していきました。

 

悩んでいる飼い主さんに少しでも参考になると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です