【毛並みがゴワゴワ】猫の毛艶や毛並みを良くする方法は?オススメのブラシやサプリについて

「最近、ゴワゴワして猫の毛艶が良くないな…」

「毛艶を良くするには、どうすればいいんだろう?」

飼い猫の毛艶で悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。

私自身、保護した猫が若いはずなのに毛艶が悪くてゴワゴワさんで悩みました。

毛艶が悪いのは「栄養状態」と「ブラッシング」の選び方かもしれません…

 

今回は、猫の毛艶が良くなるために毛艶が悪い原因と毛艶を良くする方法をブラッシングと栄養面から書いていきます。

悩んでいる飼い主さんに少しでも参考になったら嬉しいです。

 

猫の毛艶が悪い原因

毛艶が悪いとき、おもにこの5つが原因だと考えられます。

  1. 老化
  2. 毛の生え変わり
  3. 栄養状態が悪い
  4. 体調が悪い・病気

老化や毛の生え変わりは自然現象なので問題はありませんが、

体調不良や病気は特に心配になりますよね。

それぞれの原因の詳細や原因ごとの解決方法について詳しく書いていきます。

 

老化が原因の場合

老化が進むと毛艶にも影響が出てきます。

老いてくると病気にもかかりやすいので、念のため動物病院へ連れて行ってあげてください。

猫は寝ている時間以外の半分をグルーミングに費やしています。

老猫になって睡眠時間が減るとグルーミングにかけられる時間も体力も少なくなってしまいます。

体を拭いてあげたりブラッシングをして、愛猫の代わりに飼い主さんがグルーミングをしてあげてください。

 

毛の生え変わりが原因の場合

猫は3月頃と11月頃の2回に毛が生え変わります。

室内飼いの猫はエアコンや部屋の光で時期が乱れているかもしれません。

この換毛期になると抜けた毛が引っかかって溜まりやすいため、毛艶や毛並みが悪く見えることがあります。

ブラッシングやお風呂でひっかかった毛を取り除いてあげてください◎

 

栄養状態が悪い

体の一部である毛や皮膚は、栄養が十分に体に行き渡っていることで状態が良くなります。

野良猫でも毛艶の差があるのは栄養が十分に取れているかどうかでも違っているんです。

品質がしっかりした総合栄養食をあげてください。

我が家にきた元野良の子も栄養不足まではいきませんでしたが、毛艶が悪く、しっかりご飯をあげることで2~3ヵ月かけてだんだんと良くなっていきました。

 

体調が悪い・病気

体調が悪いとグルーミングをする元気がなくて、毛艶が悪くなっている場合もあります。

例えば、猫の病気で多い口内炎にかかると痛みが原因でグルーミングできなかったり、食欲にも影響が出ます。

口内炎の他にも、毛艶が悪いときにかかる病気を一覧で紹介します。

 

毛艶が悪いときに考えられる病気

毛艶が悪いときに考えられる病気です。

しかし、これが全てではありませんので、少しでも飼い主さんがおかしいなと思ったらすぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。

参照:petomorrow

膀胱炎

  • 腎盂腎炎
  • 腎不全
  • 膵炎
  • 肝硬変
  • 肝炎
  • 腸閉塞
  • 腸炎
  • 尾腺炎
  • 肉芽腫
  • 副腎皮質機能亢進症
  • 猫皮膚糸状菌症
  • アレルギー性皮膚炎
  • 瞬膜露出症
  • 条虫症
  • 鉤虫症
  • 回虫症
  • ツメダニ症
  • かいせん症
  • サルモネラ感染症
  • 結核
  • 狂犬病
  • 猫伝染性貧血
  • クリプトコッカス症
  • トキソプラズマ症
  • 猫伝染性腹膜炎
  • 猫伝染性腸炎
  • 猫白血病ウイルス感染症
  • 猫免疫不全ウイルス感染症
  • ガン(子宮・扁平上皮・胸)
  • 子宮蓄膿症
  • 骨髄性腫瘍
  • リンパ腫
  • フィラリア症
  • 甲状腺機能亢進症・低下症
  • 糖尿病
  • 心不全
  • 尿路結石症

 

このように毛艶が悪くなった場合、皮膚だけではなく内臓などに疾患があることがあります。

飼い主さんが病気を特定することは難しいでしょう。

愛猫の様子も見つつ、体調が悪そうだったり、少しでも気になったら病院へ行きましょう。

 

毛艶を良くするには

毛艶を良くする方法は主に2つ
  • ブラッシングを変える
  • 栄養面を変える

毛艶を良くするには大きくわけて2つのケアがあります。

ブラッシングをしていなかったらブラッシングを、ブラッシングをしていても毛艶が悪い場合は栄養面を考慮してみてください。

我が家の保護猫はブラッシングと栄養面をかえて改善されました。

 

猫の毛艶を良くする|ブラッシングについて

ブラッシングが大切な理由

特に、短毛の猫はブラッシングに気を使わなかったりしていない飼い主さんも多いはずです。

ブラッシングはとても大切です。

毛艶の状態は、猫の体から分泌されている脂が関係しています。

栄養バランスの整ったフードをあげているのに毛づやがイマイチの時は、ブラッシングをしてみてください。

ブラッシングをすることで脂が被毛にツヤを出してくれます。

短毛種は週2~3回、長毛なら毎日ブラッシングすることがおすすめです。

 

獣毛ブラシかシリコンブラシがおすすめ

ブラシを持っていない飼い主さんへのおすすめは

  • 獣毛ブラシ
  • シリコンブラシ
      この2種類がおすすめです。

    「シリコンブラシ」は、ブラッシングが苦手な猫でもマッサージのようにできて負担が少なく

    抜け毛がブラシに張り付きやすいので、後処理が楽チンです。

    ホコリはつきやすいですが…

    シリコンの手袋タイプがおすすめです。

    我が家でも使っていて、やんちゃっ子も大人しくブラッシングさせてくれます。

     

    「獣毛ブラシ」は毛をツヤツヤにしたいときに使うブラシです。

    名前の通り豚やイノシシなどの動物の毛でできているブラシ。

    長毛種:毛先が不揃いのハードタイプ

    短毛種:毛先が揃ったソフトタイプ

    特に、豚毛製や猪毛製のブラシは、水分や油分が含まれているため静電気が起こりにくく飼い主さんに重宝されています。

     

    短毛種におすすめは「REDECKER 高級キャットブラシ」

    ドイツの老舗メーカーが作った豚毛を使った猫専用の小さめソフトタイプのブラシです。

    天然豚毛が毛艶を改善してくれます◎

     

    長毛種におすすめは「necoco つや出しブラシ」

    天然の豚毛を使用していて、段カットの植毛なの被毛の奥まで届きやすいブラシです。

    猫の体の丸みや細部に合わせてブラッシングしやすく、手にフィットする形状がおすすめです。

     

    シャンプーをする

    我が家では2ヶ月に1回リンスインシャンプーで洗っています。

    タンパク質系のシャンプーは、毛並みの質感が上がる成分が入っているのでおすすめです。

    おすすめは「ゾイック」です。

    低刺激のアミノ酸系のシャンプーが皮膚や被毛をやさしく洗いあげて、仕上がりはふわっと軽く、被毛にボリームがでます。

     

    猫の毛艶を良くする|栄養面について

    毛艶を食べ物から改善する場合は

    • キャットフードの見直し
    • 猫用のサプリで栄養をサポートする

    この2つの方法が考えられます。

     

    猫の毛や皮膚を維持する栄養素

    毛艶をよくする栄養について先に紹介します。

    猫の毛や皮膚を維持する栄養素
    • タンパク質
      皮膚は、猫が1日に摂取するタンパク質の最大30%ものタンパク質を消費する。
      食事でタンパク質が不足すると毛が細くなったり脆くなる可能性も..
    • 必須脂肪酸
      「必須脂肪酸」にはオメガ3(特にEPAとDHA)とオメガ6が含まれる。
      この栄養が不足すると、毛艶がなくなったり、うろこ状の斑ができたり、皮膚から水分がなくなることも…
    • ビタミン
      皮膚や毛の機能を正常に保つには、さまざまなビタミンが必要。(ビタミンB,A,E,ビオチン)
      毛艶がなくなりパサパサになる
    • ミネラル
      亜鉛と銅。これらが不足すると被毛の質や色が悪くなり、毛の伸びも遅くなる。

     

    毛艶を維持する栄養素は1つではなくこのように様々です。

    複雑な栄養素をバランスよく摂取することが大切になります。

    かといって、この栄養をバランスよく飼い主さんが配合することも難しいでしょう。

    栄養バランスの整ったキャットフードをあげた上で、サプリで補助することがおすすめです。

     

    参照:ロイヤルカナン

     

     

    我が家であげているキャットフード

    毛艶用のキャットフードでは、ロイヤルカナンが毛艶サポートを出していますが、油分が多くて猫ニキビになってしまったので個人的にオススメできず、今回書きませんでした。

    また、ロイヤルカナンは奇形が生まれる可能性のある添加物を使用しているため個人的にあげたくありません…

     

    ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」

    我が家ではピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」をあげています。

    我が家の猫は2匹とも毛艶がよく、1匹はもと野良猫でところどころハゲもある猫でしたが先住猫と同じご飯をあげ始めたら毛艶が2〜3ヶ月で回復しました。

    他の飼い主さんも毛艶に効果があったと口コミに書いていました◎

     

    一度はみたことがある飼い主さんも多いブランドではないでしょうか。

    ピュリナワンは値段のわりに、着色料や香料を使っていないので安心してあげられます。

    • タンパク質:38%以上
    • ビタミン:A,E
    • ミネラル:鉄,銅

    毛艶に効果のある成分もバランスよく配合されていて、市販の中では一番いいキャットフードです。

    懸念点は、格安フードでは香料や調味料で猫の食いつきがいいですが、それらの添加物が入っていないため猫によっては食いつきが悪いかもしれません。

     

    少しでも気になったら、初めのお試しは公式サイトで1ヵ月分500円で試すことができます。

    2.2kgで1600円ほどするので、お試しは是非利用するといいと思います◎

     

    毛艶をサポートする猫用サプリ

    • 免疫力や毛並みの維持に大切なビタミンが豊富
    • GMP認証を取得した工場で生産
    • 添加物を一切使用していないキノコ100%

    「キングアガリクス100」は、健康を維持するためのキノコ100%のペット用サプリです。

    天然成分のみのため値段は6000円と少し高めです。

    しかし、その分毛艶のほかにも、愛猫の免疫力の向上、便秘、下痢、ストレスの改善に効果が期待できます。

    “サプリには副作用がないとはいえ、なんだか心配”という飼い主さんには、原材料キノコのみで余計な人工添加物(保存料、着色料、香料など)が入っていないのでおすすめです。

    ※効果なサプリのためお試し2粒がついていて、合わない場合は返金も可能です。

     

    最後に

    今回は猫の毛艶を良くする方法や猫の毛艶が悪くなる原因について書きました。

    原因を突き止めて猫ちゃんにあった方法で改善されることを祈っています。

    少しでも悩んでいる飼い主さんの参考になったら嬉しいです。

    最後まで読んでいただきありがとうございます。

     

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