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快適なベッドのすすめ
歳をとった高齢猫は1日18〜20時間も眠ると言われています。
寝ている時間が長くなってきたらベッドの見直しが必要かもしれません。
快適な老後をすごくためにも飼い主さんができることを紹介します。
老猫や介護が必要な猫ちゃんのために子猫や成猫のときとは違うベッドの選び方を紹介します。
色々な種類のベッドを用意する
歳をとっていくと寝るときの猫の好みも変わってきます。
- 狭くて丸くなって眠るベッドが好き
- 広くて体が伸ばせた方がいい
- 好きな素材
猫ちゃんが自由に選べるように色々試してあげてください。
“試してもどうせ使わないかもしれない”
そう思う飼い主さんも多いと思いますが、今の時代フリマアプリなどを活用することでやりくりすることも簡単にできますので是非選ばせてあげてください。
夏は熱が逃げやすく、冬は保温性のあるベッド
季節によってベッドを変えてあげてもいいかもしれません。
夏は体温を逃してくれるもの
冬は自分の体温で暖かくなるもの
季節にあわせて老猫ちゃんがゆったり快適に過ごせるような環境をつくってあげてください。
ヘリのないベッドを選ぶ
ヘリがあると歳をとって足腰が弱くなる老猫ちゃんはまたぎづらくなります。
なるべく座布団のようなヘリのないタイプがお勧めです。
ふらつく時は硬めのマット
ベッドがふかふかしていてふらついているようでしたら、
足が沈み込まないように硬めのマットの方が安全です。
多頭飼いなら大型犬用のベッドも検討
多頭飼いをしていて若い猫がいると、老猫がベッドで休んでいても後から来た若い猫にベッドを譲ることが多いそうです。
弱い方が強い猫に譲るので歳をとった老猫は本能的に譲っちゃうんです。
お互いにゆっくりくつろげるように大型犬用のベッドで十分なスペースを確保してあげる方法もあります。
床づれ防止マットの活用を
高齢猫が寝たきりになってしまって、床ずれの心配がある時は床ずれ防止マットの活用がお勧めです。
床ずれは、床に当たりやすい足の付け根や肩にできやすいです。
ペットショップなどにはあまり売っていないので通販で見てみてください。
猫用の床ずれ防止マットって殆ど売ってないんだが、犬用でもええんかな。。
— suzukiii (@guessousama) August 12, 2018
猫のベッドの工夫
猫ベッドを置くときにできる工夫をまとめました。
なるべく人の目につくところに
変化していく猫の状況を飼い主さんが見れるように、人目について落ち着けるところにベッドを置いてあげることが最適です。
また高齢の猫ちゃんは体温調節が苦手になってきているので、夏場が風通しの良い日陰、冬は毛布を置いてあげてください。
食器や水飲みはベッドに近くにおく
ほとんど動かなくなったら、すぐにご飯やお水が飲めるようにベッドの近くに置いてあげてください。
愛猫ちゃんの様子をみてこぼさなかったりひっくり返さない場所を探してみてください。
ちなみに、滑り止めがついている容器も売っています。
↓下に滑り止めがついていて、ヘリも高くないのでおすすめです
寝場所にベッドを移動する
猫は1日の中でも寝る場所が次々変わっていくため、寝る場所にベッドを移してあげてください。
老猫ちゃんは毛も薄くなってくるので床ずれを防ぐためにもなります。
猫も床ずれができるらしいです pic.twitter.com/DQwXRiMdgS
— みゃー (@221Hehyy) April 1, 2018
老猫の介護ベットのおすすめ3選
たまくら体位変換クッション
わたが小さいブロック状になっていて、猫の好きな体制に分けて形を変えてキープすることができ、
写真のように背もたれを作ることも可能です。
わたを出すことによって高さ調整もできるため老猫ちゃんや介護にはおすすめのベッドです。
【体圧分散】高反発マット
高反発マットタイプのシニア用のベッド。通気性がよくて丸ごと洗えます。
クッション性のある高反発マットは、老猫の体にかかる圧力を分散するため床ずれ予防にも繋がります。
高さも4cmで低いのでシニアにも優しい作りになっているのでおすすめです。
ペットケアマット
高反発マットで体が沈みにくく、寝返りや起き上がりが楽なベッドです。
素材が網状なので通気性がよく夏は涼しくて冬は暖かくなる保温性もあります。
丸洗いできて、カバーは撥水加工されているためおしっこや汚れも拭き取れます。
主にワンちゃん用ですが高さは4cmで、シニア猫用に購入されている方もいます。
最後に
今回は老猫ちゃんの介護用ベッドについて紹介しました。
少しでも老後を迎える猫ちゃんや飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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