「音が響くくらい強くグルーミングしている」
「毛を噛んでむしっている」
愛猫がそんなしぐさをしていたら”過剰グルーミング”かもしれません..
我が家の猫も過剰グルーミングで背中がライン状に剥げてしまっていました。
タップできる目次
毛を噛んで抜いいていたら過剰グルーミングかも…
猫は不安になるとグルーミングしてしまう
「転位行動」という言葉を聞いたことがありますか?
転位行動は、動物が攻撃するか逃げるか葛藤した時に全く別の行動を取ることを言います。
猫は気持ちを落ち着かせたりストレスを解消するためにグルーミングをすることがあります。
例えば、足をすべらせたり、物音にびっくりした…というような、軽い失敗をした時によく見られます。
他にもしつこく撫でられて嫌な時や抱っこされた後など転位行動としてのグルーミングを行います。
ストレスや不安によって過剰グルーミングしているのかも
原因を探してそれを取り除いてあげると、ストレスが軽減され過剰グルーミングは緩和されます。
ただ、何がストレスを起こしたきっかけなのかが、分からない場合も多いみたいです。
我が家ではいじめが原因だった
過剰グルーミングをしてしまう子は、もともと野良だった猫でした。
性格は甘えん坊だけど猫のことは毛嫌いする印象でした。
茶色の体格のいい猫に追いかけられていたりと、猫社会でいじめられていたことが原因だったのだと思います。
背中やお尻、足、尻尾など色々なところが冬にも関わらず剥げていました。
治療方法はなく..
獣医師さんにも相談してみましたが、様子を見るのが一番いいとなりなにもせずただ落ち着く環境を用意してあげました。
もともとの原因が我が家ではないため、いじめや外の環境的なストレスだと思い、ただ優しく接してあげました。
寂しそうなときは膝に乗せて撫でてあげたり、過剰グルミーングを始めたら別のことで気を紛らわせてあげました。
治ってくるまで約6ヶ月
過剰グルーミングはまだ治っていませんが、少しづつ落ち着いてきて背中はすべて毛が生えました。
だんだんと治ってくるまでにかなりの時間がかかります。
半年でだいぶ良くはなりましたが、一度なった癖は治らないようで
背中が治ったら次はうでが少し剥げてきたりと日進月歩です。
癖づく前に原因を見つけてあげてください
癖になる前に原因を取り除いてあげてください。
我が家の保護猫ちゃんは色々な箇所が剥げていて何ヶ月では済まされないぐらいずっと過剰グルーミングを続けていたと思います。
原因がわからない時はかかりつけの動物病院の先生に相談してもいいかもしれません。
脱毛する病気
過剰グルーミングでない場合ももちろんあります。
- 皮膚病
- 猫カビ
- 細菌感染
- 皮膚腫瘍
- 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
猫が剥げてしまったときに考えられる病気です。
この病気が全てではないため、少しでも異変を感じたら病院へ連れて行ってあげてください。
不安を取り除く猫グッズもある
過剰グルーミングの原因の多くはストレスや不安だと言われていますが、
それを対処するためのホルモン剤やサプリも市販されています。
我が家では利用しませんでしたが、こういうグッズを利用して不安やストレスを解消している飼い主さんもいるみたいです。
しさちは親子して神経質なんだろうなぁと思う今日この頃。
新しいサプリ試し始めました。
グリーンビープロポリスは猫エイズ用の免疫力・抗細菌・抗炎症・抗酸化・抗腫瘍作用。人間用なので猫の体重から要計量。しろさんに早速効果あり✨
ジルケーンは精神安定剤作用。
さちおの過剰グルーミング対策。 pic.twitter.com/CwsXTX5GoQ— ɭ ɿ၈ᘗ⃒ᓓ̸ᐠ (@Yuka_I_0708) July 30, 2020
不安を軽減させる代表的なグッズ
ペット用サプリ|ジルケーン
「ジルケーン」は環境の変化や留守番などに対応するための犬猫用健康補助食品です。
牛乳に含まれているタンパク質カゼインをトリプシン加水分解したα-カソゼビンを主成分としたミルク由来のサプリで、
主成分のα-カソゼビンに、不安行動や恐怖状態のストレスを緩和する効果が含まれています。
人でもストレス緩和や睡眠の質の改善に効果があると使用されています。
ストレスや不安、緊張を抑えることによって、リラックス効果や問題行動、知覚過敏の猫に効果が期待できます。
猫用のホルモン製剤|フェリウェイ
「フェリウェイ」は猫が安心するフェイシャルホルモンが含まれたホルモン製剤です。
サプリではありませんが、アロマのようなタイプで問題行動やストレスに対しての効果が期待できます。
こういうグッズを試してみるのもいいかもしれません。
少し高いですがおすすめです。
フェリウェイは、スプレーバージョンと拡散器バージョンの2種類があります。
最後に
今回は猫の過剰グルーミングについて書かせていただきました。
我が家の猫も少しづつ治ってきているので、飼い主さんは根気強く猫ちゃんと向き合ってあげてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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