人用の整腸剤でお馴染みのビオフェルミン。
猫の便秘や下痢には効果があるのでしょうか…?
お腹が弱かったり、便秘の子にはなるべく病院に行かずに治してあげたいですよね。
今回は猫にビオフェルミンをあげてもいいのか、そして効果や注意点について紹介します。
タップできる目次
猫にビオフェルミンをあげても大丈夫
結論からいうと、猫にビオフェルミンをあげてもOKです。
ビオフェルミンは、生きた菌の働きによって腸内環境を整えて、下痢などの腸のトラブルを改善するために使われます。
ビオフェルミンの有効成分は、乳酸菌やビフィズス菌ですので動物に対しても副作用の心配はほぼありません。
ビオフェルミン:人用と動物用の違い
動物病院でも動物用のビオフェルミンRが使用されていたり、獣医師さんが人用のビオフェルミンSの使用を進めるときもあります。
必ずしも動物用のビオフェルミンRをあげなくてはいけないというわけではなく、人用でもいいですがいくつかの違いがあります。
- 容量
- 配合されているプロバイオティクスの違い
- 配合されている他の成分
人とペットでは身体の大きさが違うため容量も変わります。
また、人に比べて胃酸が強いため対抗できるような菌が配合されています。
参照:いなば動物病院
※動物用のビオフェルミンRは、市販では売っていないため動物病院で処方してもらう必要があります。
自己判断であげるときの注意点
飼い主さんの判断であげても副作用が少ないため問題になることはありませんが、効果が出ないことももちろんあります。
動物病院の方が実際にお話ししていた人用のビオフェルミンをあげるときの注意点についてまとめます。
- 効果があるかどうかわからない
- 重病が原因の場合、悪化する恐れがある
- アレルギーが出てしまう可能性がある
- 用量用法を守る
参照:いなば動物病院
ビオフェルミンの効果
ビオフェルミンには下のような効果が期待できると言われています。
- 下痢の解消
- 便秘の解消
- 整腸作用
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性疾患の改善
- 免疫を高める
ビオフェルミンをあげる量
あくまで参考程度ですが、生後3~4ヵ月の1回量を目安にしていることが多く、下の量を様子を見ながら1日に2回あげていることが多いそうです。
- 粒状の場合:錠剤の半分〜1/4
- 粉状の場合:添付のサジ一杯分
ビオフェルミンは人用なのであくまで目安にしてみてください。
あげやすさでいうと、給与量の調整しやすい粉状がおすすめです。
ビオフェルミンの種類にご注意
ビオフェルミンは様々な種類がありますが、あげてもいいのは「新ビオフェルミンS錠」です。
他のビオフェルミンだと便秘薬、下痢止め、健胃消化薬上錠など乳酸菌以外の生薬等も含まれているので、絶対に猫に服用させないようにして下さい。
新ビオフェルミンS錠には粒状と粉状の2タイプがあります。
もし服用される場合は、お間違えのないようにしてください。
腸内環境の改善には猫用サプリもおすすめ
ヒト用ではなくて猫用の整腸作用のあるサプリも実はあります。
猫のために配合されているため、副作用の心配はなく安全です。
筆者の飼い猫も便秘で悩んでいたのですが、ビオフェルミンを使用するかで迷ったんです。
もしものことがあったら怖くて、猫用のもので整腸剤を探すことにしました。
口コミで「毎日爽快」というサプリを見つけて、試したところあげ始めて3日で便秘が解決されました。
毎日爽快は、乳酸菌と植物酵素が入った添加物なしの猫用のサプリです。
猫の便秘で悩んでいる飼い主さんには是非おすすめできます。
実際にあげた時のことを記事にしているので気になる方チェックしてみてください。
口臭と便秘がひどい我が家のさくらちゃんが試しました。
最後に
今回は、「猫にビオフェルミンをあげてもいいのか」という内容で書かせていただきました。
飼い猫のお腹の問題で悩んでいる飼い主さんに少しでも参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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