「猫を飼っているけど2匹目を迎え入れたい」
「性別や年齢は相性に関係あるの?」
「猫の相性の良い組み合わせ、悪い組み合わせは?」
2匹目の猫を飼い始めようと思った時に、一番にぶつかる問題です。
飼い主さんによっては相性が悪くて部屋をわけて飼っていたり、里親に出している方もいます。
筆者自身も多頭飼いをしていて、結論から言うと喧嘩はしませんが仲良くはなれませんでした。
それも相性の問題です。
飼ったからこそ、失敗したからこそわかる猫の相性について紹介します。
参考文献:
「ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方」著:ジャクソン・ギャラクシー・ミケル・デルガード
タップできる目次
相性に年齢や性別は関係ない
- 成猫のオスとメスはダメ
- オスとオスも相性が悪い
2匹目を探す時に、飼い主さんは性別や年齢で相性を見ていないでしょうか?
結論から、相性に性別や年齢は関係ありません。
よく考えてみると「年齢と性別」だけで判断するのは大雑把過ぎると思いませんか??
ヒトでも年齢と性別だけ合っていれば仲良くできるでしょうか?
それだけでは絶対に相性はきまりません。
それに、性別や年齢で絞るだけで新たな猫ちゃんとの出会いを絞ってしまっているんです。
年齢や性別などのポイントだけではなくて、猫同士を広く相性を見てあげてください。
性別的なところは去勢・避妊済みならほとんど関係ない
多くの猫は小さい頃に、去勢や避妊を受けているため
猫の関係に性別が極端に関係するとは考えられません。
年齢が関係あるなら、老猫と子猫はダメ
高齢の猫は、体力も衰えてきているためエネルギーいっぱいの子猫を不快に感じることが多いんです。
ヒトに例えると、高齢になってきてゆったりとした老後を送ろうとしたら、可愛くても子供にずっと追い回されて「遊んで!遊んで!」とされたら辛いですよね。
もしかしたら、猫のストレスになってしまうかもしれません…。
先住猫との相性は性格をみるべき
我が家は性格の相性が考慮されていなかった
- 先住猫:犬のように活発。好奇心旺盛。遊ぶの大好き。何も怖くない。
- 2匹目:じっとしていて、人には懐っこい。極度のビビり。
我が家の場合、このような性格の組み合わせでした。
パッと見た時に「合わなさそうだな」と思いませんでしたか?
実際に、先住猫が2匹目を追いかけて、ずっと威嚇されているみたいな構図になってしまいました。
結果的にあんまり喧嘩はしないようになりましたが、相性はよくないです。
元気な子には遊んでくれそうな活発な子がきっと合いますよね。
我が家の先住猫の性格をみると、なんなら犬の方が相性良かったのかもしれません。
猫の相性の優先度
エネルギー量はあっている?
先ほど我が家での例のように、
- 活発/元気
- 大人しい
2匹のエネルギー量が離れすぎないように飼い主さんは次の子をみるべきです。
たとえば、先住猫が大人しい子ならわんぱくな猫がきたら、神経がすり減ってしまいます。
(我が家の逆バージョンです…)
2匹目の性格の一般論
一般的には、2匹目の猫は先住猫と瓜二つではなくて、先住猫の欠点を補う猫が良いと言われています。
引っ込み思案な子には、社交的な子が「社会的な架け橋」の役割になってくれて相性がいいかもしれません。
毛色や柄は参考にならない
毛の色や模様でざっくりとした性格の傾向があるかもしれません。
ですが、性格はもちろんあるのでその子自身を見てあげてください。
ヒトで言えば、アメリカ人は全員陽気な人だと決めつけているようなものです。
人も猫もそれぞれ性格があります。
我が家の猫は茶トラで”おっとりさん”といわれる色と模様ですが、まったくそんなことはありません。
毛色と性格まとめのような記事はあまり参考にならないと私自身が経験しています。
猫があなたを選んだらそれは運命
色々理屈はありますが、出会いは急で理屈なんて通らないものです。
それは偶然で直感で決まるものだと思います。
その子を幸せにしたいとおもったら、絶対に幸せにしてあげようしてあげればいいんじゃないでしょうか。
私も運命でした。
先住猫はオスの成猫で2匹目メスの成猫。
一般的に言えば、相性最悪です。
2匹目とは河原で会って、初めてあった日は擦り擦りしてきましたが諦めました。
その次の日会いに行ったらまたいて、旦那と相談して旦那が家からケージを持ってくるまでに逃げたら諦めようと話しました。
ですが、2匹目の猫ちゃんは旦那がもどるまでの1時間近くずっとそばにいて、最終的には膝の上に来て寝ていました。
そのときは、もう連れて帰るしかないと思いました。
出会いは一期一会なので、その出会いに後悔が残らないように精一杯考えてください。
最後に
今回は2匹目との相性について書かせていただきました。
最後までよんでいただきありがとうございます。
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