「犬と猫の違いってなんだろう?」
飼ったことがない人は、よりわからないのではないでしょうか?
性格や見た目、飼い方の大きな違いなど
猫も犬も飼ったことがある筆者が、独断と偏見で犬と猫の違いについてじっくり書いていこうと思います。
これからペットを飼おうとしていて、「どっちにしようかな?」「どっちが飼いやすいんだろう?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
タップできる目次
もともとは同じ生き物だった
出典:http://gatosapt.blogspot.com/2013/08/blog-post_27.html#.X0MaAtP7TMI
犬と猫は今はもう姿形が違っていますが、元は同じ祖先「ミアキス」から進化したんです。
5000万年前後にいた食肉動物の祖先がミアキスです。
確かに、犬っぽくも猫っぽくも見えますよね!
住む場所によって犬と猫の違いができた
ミアキスは森や草原など、それぞれの場所に住んで暮らしていくうちに行動や見た目に違いが出てきました。
- 森や半砂漠に住んだ一部は「ヤマネコ」(家猫の祖先)
- 広い草原に住んだ一部は「オオカミ」(犬の祖先に近い)
もともとは同じ動物だったけど、環境に適合するために変わったんです。
猫は船荷をネズミから守るために船に乗るように
犬は唸るような声などから人を守る番犬として
犬と猫は人と関わるようになっていきました。
今でこそ愛玩動物ですが、最初はビジネスパートナーだったんですね!
それでは犬と猫の違いについて詳しいところをみていきます。
犬と猫の違い|見た目
犬より猫の方が嗅覚が強い
人と比べて犬の嗅覚は約100万倍。猫は約25万倍ほどです。
犬の方が鼻の大きさが大きいため、猫は敵いません。
嗅覚の違いができた理由は、犬の祖先は草原で暮らしていたため遠くにいる敵や獲物を探さなければいけなかったため発達したそうです。
猫は、森で暮らしていたので活動範囲が狭かったので、嗅覚が犬ほどは成長しなかったと言われています。
ほとんど同じだと思っていたので、知った時はびっくりしました!
猫の方が歯が少なくて、鼻先が短い
犬の歯は42本。猫は30本生えています。
犬の歯が多いのは獲物に何度も噛みつけるように、
反対に猫は森の中で長期戦の狩りが難しいので、一発で仕留められるようにと犬歯が発達しています。
確かに、ライオンは集団で狩りをしますが、森に住むピューマやトラは一発で1人で仕留める印象がありますよね。
犬は筋肉質。猫の方が体がしなやか。
草原で走るために犬は筋肉質に、
森で活動するために猫は柔軟な体つきになりました。
猫は前足で物を挟んだりすることができますが、犬はできないんです。
たしかに、猫はありえない体勢で転がっていることも多いし、ジャンプ力も凄まじいですからね。
瞳孔の形が違う
犬や人の動向は常に丸い形をしていますが、猫は線状に変わります。
夕方以降の薄暗い森の中で光を集めやすい構造になっていますが、昼間は明るいため光の量を制限するためにこのような構造になっています。
明るいところだとほぼ線になります。
犬と猫の違い|習慣・行動
体温調節の方法が違う
犬は口呼吸で体温を調整しますが、猫は毛づくろいで水分と体温を調整します。
犬は運動量が多いため効率的に、猫は自分の匂いを隠すためだと言われています。
意思表示の仕方が実は違った
犬は吠えたり声を出すことで意思表示をしますが、猫は尻尾の動きや表情で意思表示をします。
犬は遠くまで声が届くように、猫は単独行動が多かったため極力音を出さないように意思表示していたからです。
犬のようが表情豊かそうに見えますが、飼ってみると猫もかなり表情豊かなんです。
そういう行動の性質からもきているんでしょうね!
おしっこで縄張りを強調する犬。猫は存在をなるべく隠す。
犬は仲間に自分がいたよと教えるためにおしっこでマーキングをしますが、猫はおしっこや排泄を隠そうとします。
特に、猫は自分のテリトリー以外での排泄を隠したがり、それが家猫になっても残っていると言われています。
猫は単独行動が基本
森は木や茂みなどの障害物が多いため、集団行動には適していません。
だから、守ってくれる仲間もいないので護身に身を徹してニオイや音をなるべくたてません。
犬と猫の違い|性格
飼い主への認識が違う
- 犬:飼い主さんの方が偉いと思っている
- 猫:自分と同等に思っている
基本的にはこういう風に思っています。
猫は1人で生活していたため、自分中心に考えているので上にも下にもみません。
個体差はあると思いますが、私自身猫と生活していて同居人ぐらいに思われている実感はあります。
でも、たまに甘えてくるツンデレがたまりません…
犬を飼っていた時は、「あなたが大好きだ!」と全身全霊のリスペクトを受けている印象でした◎
どっちもどっちでとても素敵ですよ!
距離感の違いがある
- 犬はアピールが強く常にかまってちゃん。
- 猫は近づきすぎてはいけない絶妙な距離感がある。
犬はいつ近づいても全力で答えてくれるし、自分からも積極的に近づいてくれます。
猫は近づきすぎると怒るし、構わなさすぎても拗ねる印象があります。
例えるなら、常に自分を第一優先に考えてくる彼女が犬で、絶妙に誘ってきてツンデレしてる彼女が猫です。
距離感の違いで、犬好きと猫好きの相性が変わる感じがありますよね。
私は焦らされたいので猫が大好きです。たまにくるデレが本当に攻撃力高いです。
犬と猫の違い|しつけ・飼い方
犬のしつけや飼い方
- 犬は毎日の散歩が必要(2回〜)
- トイレのしつけが必要
- お手やおかわりなどすぐ覚える
- 定期的なシャンプー
私の印象では猫との決定的な違いは「散歩」です。
毎日大変だと思ったり、一人暮らしの方は猫の方がいいかもしれません…
しかし、逆に猫を飼っていると旅行など連れていけないのでお泊まりが減る傾向があります。
一緒に遊びに行けるというところはすごくいいと思います。
猫のしつけや飼い方
- 高いところが必要(猫によってはなくても大丈夫)
- ブラッシングが必要(我が家ではシャンプーしちゃってます)
- トイレのしつけは必要なし
- 爪研ぎ注意
猫は本当に手がかからないです。
1日1回トイレ掃除して、2回ご飯あげて、水を変えるだけです。
しかし、さっきも言いましたがなかなか家を空けられなくなります。
ペットホテルやペットシッターさんもありますが、純粋に可哀想なので預けられません…。
犬と猫どっちがいい?
私自身いまは猫を2匹飼っているのですが、いやもう可愛いです。
ですが、家をなかなか空けられたないところをみると犬もいいなとなります。
アクティブに外に行く人は犬の方が合うんじゃないかな?と思います!
猫も犬もどっちのよさもありますが、一番はその子自身の性格があうかどうかですね。
猫や犬の一般的な性格は、個体によっては全く当てはまりません。
うちの猫は、ずっと走り回ってて本当にわんちゃんみたいな時もあります。
犬もいいなあと思いますが、かといってうちの猫たちが一番可愛く思います。
全然後悔ないので、好きな子、一目惚れした子をみつけたらいいんじゃないかなと思います!
最後に
今回は犬と猫の違いを書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になったら嬉しいです!
コメントを残す