ヒトだけでなく猫の健康にも繋がる”免疫”
「免疫力を高めよう」
「免疫力ってどうやれば上がるんだろう」
長生きのためには免疫力と言いますが、免疫力を高めるとどんな効果があって、何をすると高められるのでしょうか…?
免疫力を高められるキャットフードはあるのでしょうか?
タップできる目次
免疫力とは?
免疫力は、病原菌やウイルスなど体に悪影響を与える物質からカラダを守って治す力です。
免疫細胞によって免疫力が保たれていて、カラダにはなくてはならない存在です。
免疫細胞が正常に働いて免疫力が正常に保たれれば、病気にかかりにくくなります。
しかし、反対に働きが鈍くなるとウイルスや最近が体内に入り込みやすくなったり、風邪などの病気にかかりやすくなります。
だから免疫力を保つことは、健康に悪影響を及ぼすものを体内に入り込みにくくして、健康に長生きするためには欠かせない大切な役割を持っているんです。
免疫力が下がるとどうなるの?
免疫力が下がると上のように細菌やウイルスなど外部から侵入してくる微生物に対する抵抗力が落ちてしまいます。
猫風邪などの病気だけではなく、細菌やウイルスの種類によって様々な症状を発症してしまう可能性があります。
免疫力が低下すると「ガン」を発症する可能性がある
がん細胞は体の中のどこかで毎日発生していますが、免疫系の細胞がそれを排除してくれるため、大きながんに育つことはありません。
免疫力が下がる原因
免疫力が下がってしまう主な原因は以下だと言われています。
肥満
肥満になると癌など免疫異常による病気にかかりやすくなります。
肥満になるとカラダ内に目に見えないほど小さな炎症が増えて、免疫で対処しきれなくなります。
肥満になると免疫が下がるだけでなく、
- 心臓への負担
- 呼吸器への負担
- 糖尿病、関節炎、ヘルニアにかかりやすい
など様々なリスクを追ってしまう可能性があるため肥満だと感じたらダイエットを検討しましょう。
ストレス
ストレスはコルチゾール(ストレスホルモン)の異常を引き起こし、免疫力の低下を招きます。
感染症による低下
- 猫白血病ウイルス(FeLV)
- 猫免疫不全ウイルス(FIV)
というウイルスは、直接的に猫の免疫システムに異常を生じさせる病気です。
このウイルスが活発化してしまうと、猫の免疫力を低下させます。
完治することができない病気なので、ウイルスを保有している猫との接触は避けましょう。
先天性の病気
稀に先天的に免疫力が低い猫もいます。
ほとんどの場合は成長の途中でなくなってしまうそうです…
免疫力がカラダの健康の一旦を担っているんです。
参照:キングアガリクス
免疫力を高めるためにできること
免疫力を高めるために普段から気をつけられることです。
なるべくストレスを与えない
ストレスを減らすために一人でのんびり過ごせる場所を作ってあげる。
適度な運動
基礎的な医学研究でも、適切な運動は免疫力を高めると言われています。
運動不足になると肥満だけではなく、高齢になると筋力の低下によって関節炎などの病気を抱えやすくなります。
適度な運動はストレス発散にもなるため1回5~10分で猫が疲れすぎない程度に1日合計20~30分遊んであげることが理想です。
定期的なワクチン接種
ワクチン接種って生まれた時だけじゃないの?
そう思っている飼い主さんも多いはずです。理想的な回数は年に1回です。
ワクチン接種するだけで危険な感染症を予防できます。
健康診断がてらぜひ受けさせてあげてください。
腸内環境を整える
「腸内細菌」を食事などによって活発化すると、全身の免疫細胞が高まり免疫力の向上や、病気の予防にも繋がると言われています。
乳酸菌やビフィズス菌を接種して、善玉菌を増やして腸内環境を整えてあげましょう。
免疫力を維持するサプリ
免疫力をあげるための猫用サプリは様々な種類があります。
毎日爽快は我が家でもあげていて、口臭や便秘は数日で治りました。
キングアガリクスは試せていませんが、きのこ由来で免疫をサポートする成分がはいっているのでおすすめと聞いています。
是非ためしてみてください。
総合栄養食で免疫力を高める
食事と免疫力の低下との直接的な因果関係を示す医学書などはありませんが、
免疫力を担う免疫細胞の約7割が腸に存在しているため、やはり食事の影響は少なからずあるでしょう。
食事によって体は作られますからね。
猫の健康や栄養バランスに配慮された総合栄養食(キャットフード)をあげてください。
免疫力の構成
- 物理的にバリアする気道、胃や腸などの”粘膜”
- 白血球
- 器官
免疫力は大きく分けて3段階のバリアがあります。
最近などの異物とまず接触してブロックする”粘膜”。
体内に入ってしまった異物を排除する”白血球”。
白血球や免疫細胞を作る様々な器官です。
「粘膜」がウイルスや最近を防いでいる
“粘膜”は免疫の最初の物理的にシャットアウトできる壁です。
体内への侵入を防ぐ”粘膜”や”皮膚に”キズがなければ、多くのウイルスや細菌は侵入できません。
粘膜を強くする栄養素
粘膜を強化できる栄養素はこの5つだと言われています。
- 亜鉛
猫の免疫力を高める効果。 - ビタミンA
粘膜や皮膚を作る働き。
※過剰摂取で体調不良になる危険性あり - ビタミンB2
粘膜や皮膚の機能維持。
不足すると口内炎などの粘膜トラブルの原因にも。 - ビタミンB6
タンパク質の分解などを促す栄養。
不足すると目などの粘膜で炎症が起きやすくなる。 - ビタミンC
正常に粘膜や皮膚が機能するのに必要な栄養素。
猫の健康維持に役立つ。
参照:ねこのきもち
免疫力を高めるキャットフード
口コミがいい+上の栄養素が含まれているキャットフードを2つ紹介します。
免疫力を高めるキャットフード|FINEPET’Sキャットフード
カロリー | 427.2 Kcal/100g |
タンパク質 | 32% |
亜鉛 | 150 mg |
ビタミンA | 16,500 IE |
ビタミンB2 | 8.50 mg |
ビタミンB6 | 6.0 mg |
ビタミンC | 350 mg |
FINEPET’Sキャットフードは、人も食べれるように高水準で作られたキャットフードです。
酸化防止剤や防腐剤等の添加物など一切使用せず安心して食べられます。
こだわりの原材料はアレルギー性の低いフランス産「アヒル肉」とオランダ産「ニシン肉」を中心に、肉類が85%も入っています。
消化吸収率が87%でとても高く、粘膜を強化する栄養素が全て入っています。
猫の健康に配慮されたキャットフードですので、愛猫の免疫力を気にする飼い主さんにおすすめのフードです。
お試しも1000円で試せるので是非利用してみてください。
免疫力を高めるキャットフード|レガリエ
カロリー | 372 kcal/100g |
タンパク質 | 34.4 % |
亜鉛 | 27.8 mg/100g |
ビタミンA | 670 IU/100g |
ビタミンB2 | 5.93 mg/100g |
ビタミンB6 | 7.31 mg/100g |
ビタミンC | — |
「レガリエ」は無添加の国産のキャットフードです。
免疫力を支える粘膜に必要な栄養素はビタミンC以外すべて含んでいます。
腸内環境の維持に必要な善玉菌をサポートする乳酸菌やオリゴ糖も含まれています。
フードの鮮度を保つために750gの小分けでジップロックがついており、低下熱で作られています。
とことんまで猫の食と健康を追求しているキャットフードです。
国産というところも安心ですよね。
500円でお試しできるので是非利用してみてください。
最後に
今回は免疫力を高める栄養素が入っているキャットフードを紹介しました。
少しでも飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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