我が家の猫の夜鳴きが酷い:しつけや防音方法は?いつまでかかるので?

可愛く”ニャー”と鳴くならまだしも、深夜に”アオーン”と発情期並みの大声で毎晩鳴いている

愛猫の夜鳴きで苦労している飼い主さんは多いのではないでしょうか。

私自身、猫を2匹飼っていて何度も夜鳴きで起こされて寝不足の日々を送っていました。

 

  • 「猫の夜鳴きで眠れない」
  • 「猫の夜鳴きはいつまで続くの?」
  • 「近所迷惑にならないか心配…」

 

今回は猫の夜鳴きの理由や対策、絶対にしてはいけないことなど夜鳴きで悩んでいた筆者が試した解説していきます。

猫の夜鳴きで悩んでいる飼い主さんが少しでも参考になれば嬉しいです。

 

【経験談】夜鳴きで猫ノイローゼにかかりそうだった

筆者が夜鳴きで寝不足になりノイローゼ気味になったのは、メスの野良猫を保護した時

毎晩、叫ぶような声で夜鳴きをするのは音量もそうですが心配になってしまい寝られなくなっていました。

今では夜鳴きがなくなりましたが、当時は寝られなくて仕事も手につかなくてイライラしてしまったり本当に辛かったです。

 

保護猫の夜鳴きは2週間

我が家の保護猫の場合は、夜鳴きは2週間ほど続きました。

最初の1週間が本当に酷くて15分に1回ぐらいのペースで鳴き続けていたんです。

 

我が家はマンションなのですが、

初日は想像以上に酷くて、深夜の1時過ぎに苦情が来ないように部屋を移動したりとずっとバタバタしていました。

 

1週間を過ぎたぐらいから徐々に夜鳴きの回数や音量が減っていき、慣れていっているのか落ち着いていきました。

今思えば、夜すごく不安だったのかもしれません。

 

猫が夜鳴きをする理由を知っていますか?

・寂しい、構って欲しい
・外に出して欲しい
・発情
・認知症や痴呆症
・トイレが汚い
・お腹が空いた、水がない
・遊び足りない
・環境の変化
・夜行性が抜けていない

お家に来たばかりだったら環境の変化による不安やストレスだったり、寂しがりやの猫だったら構って欲しいなど

猫が夜鳴きをする時には何か訴えたいことがあって色々な理由があります。

我が家の猫は、環境の変化が原因で不安で鳴いていたのだと思います。

 

高齢猫の夜鳴きには注意が必要

老猫は、視力や聴力が落ちて不安になってしまい、夜鳴きをしてしまうことがあります。

認知症や痴呆症の猫は夜鳴きをしやすいそうです。

もし愛猫が深夜に1ヶ所をずっと見つめながら夜鳴きしている場合、認知症や痴呆症の可能性もあるので早めに動物病院に連れていってあげてください。

 

猫が夜鳴きの時に考えられる病気

  • 甲状腺機能亢進症(人でいうバセドウ病)
  • 高血圧などの心血管系疾患
  • 認知機能不全症候群
  • 脳神経疾患、脳腫瘍
  • てんかん発作
  • 体のどこかが痛い

参照:petokoto

猫が夜鳴きの時に考えられる病気です。

夜鳴きの原因が病気の場合もあるため、夜鳴きが全然治らないときは動物病院の先生に相談にいってみてください。

 

ここからは夜鳴きをした時の対策方法を紹介していきます。

 

【しつけ】夜鳴きをしたとき、構ってはいけない

飼い主さんがしがちでも絶対にしていけないことは

夜鳴きしている時に猫を構うこと

鳴いている愛猫は気になるし、可哀想だから構ってあげたくなります。

だけど、構ってはいけないんです。

 

夜鳴きが長引く原因にも…

我が家の経験では、余計に夜泣きが長くなる原因になります。

私自身も鳴いている猫をみて泣くたびに構ってあげていたら、良くなるどころか悪化したことがありました。

 

子猫や甘えたがりは特に注意

仔猫や甘えたがり寂しがりな猫は、寂しい、構って欲しいと鳴いて注意を逸らそうとしています。

猫は馬鹿じゃないからこそ「鳴いたら構ってくれるんだ」と学習するんです。

可哀想ですが、構う方が愛猫に期待させてしまったり、飼い主さんの寝不足が続いたりするので良くありません。

心を鬼にしてあげてください。

 

どうしても夜鳴きが気になる場合

泣き止まなくてどうしても様子を見に行ってあげたい場合は、

泣き止んだ2~3分経った後に行ってあげてください。

 

鳴かなければ飼い主さんが来てくれると思わせるしかありません。

私自身も夜鳴きがひどい時はあえて無視したり、放置して鳴きやんだタイミングで猫の元に行くようにしていました。

筆者の失敗談
初めて夜鳴きを経験した時に、鳴くと構ってしまって1ヶ月近く夜鳴きをさせてしまいました。

構ってあげると泣き止むからついつい構ってしまいましたが、鳴いて反応してもお互いに良くないと反省したのが初めて夜鳴きを経験した時でした…

 

猫の夜泣き対策

愛猫の夜泣き対策について「防音対策」と「夜鳴きを辞めさせる方法」について分けて紹介します。

防音について

夜の鳴き声は静かだからこそ響きます。

マンションなどの場合は特に苦情が来ないか不安ですよね。

防音方法についてご紹介します。

 

①なるべくご近所さんから離れた部屋に移動

集合住宅ではお隣と部屋がぴったりくっついているため材質にもよりますが音が漏れやすくなります。

試されている方も多いと思いますが、隣の部屋からなるべく離れた部屋に猫を移してあげてください。

角部屋だと一番良いのですが、一部屋挟むだけでもだいぶ音量が違います。

 

②ペット用の防音室

夜鳴きがひどいペットのために作られた防音室もあります。

どうしても夜鳴きが治らずに悩んでいた飼い主さんが愛用されています。

 

設備がしっかりしているため10万円以上するため、色々試しても改善の余地がなかった時の最終手段ですね。

防音室は自作することも可能で「吸音材」「遮音シート」が必要になります。

防音室を購入するよりは費用を抑えることができます。

我が家でも防音室を作ってそこに保護猫を入れました。

 

自主制作の場合3万円ぐらいが目安になります。

自作防音室の作り方【簡単】

 

夜泣きを辞めさせる方法

大前提は「なるべく構わない」ことです。その他にも効果が期待できそうな方法をご紹介します。

①ケージにカバーを掛ける

家に来たばかりの猫は、安心できる場所を探します。

猫の好む暗く狭い場所をケージ内に作るために、ケージカバーをかけると効果が期待できます。

安心してもらうために深夜にケージに入ってもらいカバーをかけるようにしたところ、何もしないよりは静かにしていました。

猫ケージ専用のカバーもありますが、我が家では冬場だったのもあって毛布で代用していました。

 

②昼寝は遊んで疲れさせる

仔猫におすすめの方法で、昼型にするために昼に積極的に遊ぶようにすることです。

また寝る寸前も満足させるために思いっきり5~15分遊んで一緒に寝るようにしていました。

寝る前に遊ぶと疲れてそのまま眠ってくれるのでかなり有効でした◎

逆に興奮して騒いでしまう場合もあるので、愛猫にあった方法で試してみてください。

 

③不安を軽減するフェロモン製品やサプリを使う

不安や恐怖が原因の猫に対しては、安心させたりストレスを軽減させるためのフェロモン製品があります。

一般的に有名なのが「フェリウェイ」と「ジルケーン」です。

 

フェイシャルフェロモン「フェリウェイ」

フェリウェイは、猫の頬から分泌されるホルモンF3に注目して開発された「フェロモン製剤」です。

猫の縄張り、マーキング行動と関係の高いフェイシャルホルモンで猫を安心させてストレスを緩和する効果が期待できます。

夜鳴きや過度な爪とぎ、尿スプレーなど問題行動に悩まされている飼い主さんに愛用されています。

 

フェリウェイは、拡散タイプとスプレータイプの2種類があります。

 

猫用サプリ「ジルケーン」

「ジルケーン」は夜鳴きに効果のある環境変化に対応するための犬猫用のサプリです。

不安も夜鳴きの原因になります。ストレス軽減や不安を減らすサプリも検討してみても良いのではないでしょうか。

使用する場合は長期服用するのではなく、まずは1回様子を見てあげてください。

 

夜鳴きが苦痛な場合は性別の相性かも

夜鳴きを何回か経験してみて思ったことなのですが、

同性の猫の夜鳴きに対してストレスがとても掛かるんじゃないかとわかりました。

オス猫の夜鳴きでは旦那がノイローゼになって、メス猫の夜鳴きでは私がなりました。

 

「自分だけなんで苦痛なの?」

パートナーは平気で自分だけ辛いと思っている方は、もしかしたら相性的なところもあるかもしれません。

 

最後に

今はとても辛いと思いますが、色々な飼い主さんが時間はかかってもいつかは改善されています。

私自身も夜鳴きの時はどうしようもなく辛かったですが、2週間ほどで終わりました。

応援しています。

 

悩んでいる飼い主さんに少しでも参考になると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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